プラタナス(すずかけの木)の葉を二枚組み合わせたデザインで、一枚は医師(医療者)の心、もう一枚は患者さまの心を表した「葉」です。この二枚の葉がしっかりと合わさるとき、その中心に相互の信頼感が生まれます。
医学の父と呼ばれるヒポクラテス(紀元前460-377頃・日本の縄文時代末期)は古代ギリシャの医師で、エーゲ海のコス島で医業を営み、弟子の教育も熱心に行いました。
ヒポクラテスは、プラタナスの樹の下で若い弟子たちに「患者さんのことを一番に考えなさい」と医の道を説きました。そのいわれのある巨樹は「ヒポクラテスの木」ともいわれ、医の道を伝えるものとしてヨーロッパでは最も神聖な木といわれています。
このようにプラタナスの二枚の葉がしっかりと合わさって、いのうえ内科クリニックの理念に基づいた医療が始まります。